ていねいに、ブログ

「小さなお店のはじめかたゼミ」卒業生のその後⑤

(2018年7月に取材しました) 

9月より第8期をスタートする「小さなお店のはじめかたゼミ」。 

これまでの受講生の中には、すでにお店を開業した方も何人かいらっしゃいます。 

そこでこのブログで、その方たちのお店にお邪魔して、開業までのこと、ゼミに参加した感想などを聞かせていただこうと思います。 

 

今回お話を伺うのは越湖さん。 

越湖さんは2017年5月〜7月の第4期ゼミに参加、その年の10月に自家焙煎のコーヒー専門店「TORANOKO  ROASTED COFFEE&SWEETS」を開業されました。 

「小さなお店のはじめかたゼミ」はこれまで40人以上の方に参加していただいていますが、男性の参加者は4人だけ。 

越湖さんは貴重な男性の参加者の一人です。 

 

「TORANOKO ROASTED COFFEE&SWEETS」は四谷駅、四谷三丁目駅から共に徒歩7分、大通りからは少し入った静かな路地にあります。 

 

 

 

 

福田:今日はよろしくお願いします。 

越湖さんというと、ゼミで「うちの奥さんのお菓子はめちゃくちゃ美味しい」と何度も言っていたことが印象的です。 

 

越湖:美味しいいものに対する熱量が高い人でして。 

僕がお店を開きたいと思ったのも、奥さんから影響を受けたからなんですよね。 

 

福田:え?そうなんですか。 

 

越湖:ただどんなお店を開くかは漠然としていて・・・

まずは料理人を目指したんですが、お仕事をするうちに「あれ?あんまり料理人としてのセンスはないな」って気がついちゃったんですよね(笑) 

で、これからどうしようかなって迷いながらも、お休みには気になるお店を巡って・・・みたいに過ごしていたんです。

そんな時、ある自家焙煎のコーヒー専門店で飲んだコーヒーがとても美味しくて。 

そこに常連として通ううちに、もっとコーヒーのことを勉強したいと思うようになって、そこのお店に弟子入りしました。 

 

福田:弟子制度があるお店だったんですね。 

 

越湖:僕以外にも何人かの方が通っていました。 

そこに週1回程通って、ドリップや焙煎を学びました。 

 

福田:どのくらい通われたのですか? 

 

越湖:7年間も通ってました(笑) 

 

福田:そこで学ぶうちに、自分でもお店をやってみたいと思うようになった? 

 

越湖:そうですね。僕はコーヒーだな、みたいな。 

 

福田:「お店をやりたい」から「お店をやってみよう」という風に具体的に動き出すのに、何かきっかけがあったのですか? 

 

越湖:奥さんの一喝です。 

 

福田:やっぱり奥さんなんだ(笑) 

 

越湖:そうなんです。 

「ずっと習ってるけどコーヒーで何がしたいの?趣味か仕事かはっきりさせなさい。」と言われてしまいました。 

当時、ちょっと中途半端な状態だったので。 

それで、コーヒーとのかかわり方を考えて、自家焙煎のコーヒー専門店がやりたいんだと腹が決まりました。 

 

福田:越湖さんは、本当に奥さんの影響が強いですね(笑) 

お店をやろうと決めて、何からはじめたんですか。 

 

越湖:正直、何から手をつければいいかわからなかったので、とりあえず物件を探しました。 

 

福田:物件探しをする際に、重視したポイントはなんでしょうか。 

 

越湖:まず一番は「球場に近い」ことですね(笑) 

(越湖さんは熱心な阪神タイガースのファン。店の名前にもそれが表れていますね) 

それは冗談ですが、オフィスと住宅のバランスがよく高台の場所を探していました。 

 

福田:高台? 

住居探しの時にはよく聞きますが、あまり店の立地を決めるのに高台かどうかを気にする人っていませんよね。 

そもそも、四谷って谷がつくけど高台なんですか。 

 

越湖:この辺り(三栄町)は実は高台なんですよ。高台は大雨や地震などの災害に強いと思って。

路面店で焙煎機を置くのでそういったことを考えて。 

歩きまくって、地元の人からもいろいろ昔の話を聞きました。 

この物件が決まるまでに1年くらいかかりましたね。 

 

福田:最初から四谷というのは決めていたんですか? 

 

越湖:いえ、四谷は有力な候補でしたけど、他のところでも探しましたよ。 

23区内のいたるところで。 

 

福田:それはネットで探すんですか。 

 

越湖:ネットももちろんですが、いいなと思ったら現地に行って、とにかく足で探しました。 

どんな人が住んでいるんだろうとか、ゴミの出し方はどうかなとか。街との相性を肌で感じるというか。 

やっぱり直に歩いて、自分の目で見るというが一番大事ですよね。 

 

福田:四谷以外で、どこかいい街はありましたか。 

 

越湖:上野の稲荷町、ここは良かったですね。 

ビジネス街が近い、下町感のある住宅街。外国人観光客も多いし。 

近くに綺麗な公園があって子供と猫がいる感じ。 

四谷に近い雰囲気を感じたかもしれません。 

 

 

 

 

福田:物件探し以外に、開業するにあたって大変だったことってありますか。 

 

越湖:全部が大変です。 

そもそも未知の事なんで、何からどういう順番で進めて行けばいいのかがわからない。 

目指すゴールを細かく分解してタスクに落とし込むことができないんですよ。 

 そういうことを整理できるといいなと思って「小さなお店のはじめかたゼミ」に参加しようと思ったんです。 

 

福田:確かに、やらないといけないことがいっぱいありますよね。 

その中で特に悩んだことってありますか。 

 

越湖:やっぱりお金ですね。 

政策金融公庫から融資を受けたのですが、正式に融資の申請をするには物件が決まってないといけない。 

でも物件が決まってからだと、実際に融資が下りるまでに結構時間がかかる。 

政策金融公庫の担当の方にいろいろ相談しましたね。 

 

福田:お金の問題。これは開業時の大きなポイントですよね。 

でもゼミで話を聞いていた限りだと、越湖さんはかなりうまく政策金融公庫と付き合っているなと思っていました。 

 

越湖:うーん、何度も相談しながら進めましたが。それでも難しかったです。 

ケースバイケースな部分もかなりあって。 

 

福田:お金以外にも、開業するにあたって大変だったことってありますか。 

 

越湖:もう全部ですね(笑) 

いくら準備しても、絶対に穴があるというか。 

そもそも、何か必要で、今何が足りていないのかわからない。 

既に開業している方が「アレは大丈夫?」と助言してくれて、「はっ!」と。 

経験者だからこそのアドバイスをもらえたのが本当にありがたかったです。 

お店の完成イメージも固まりきっていないので、業者さんへも曖昧な依頼になって、すり合わせがうまくいかない、っていうこともありましたね。 

 

福田:細かいこととか、いろいろありますよね。 

余裕を持っておくということが大切でしょうか。お金の面でも、時間の面でも。 

 

越湖:本当に余裕が大切だと思います。特に時間。 

絶対に予想外のことがある!という前提でスケジュールを組んでトラブルを待ち構えるくらいの余裕がないと混乱しちゃう。 

 

 

 

福田:今度は、実際に開業してからどうだったかということをお聞きしたいと思います。 

開業する前に思っていたことと実際に違ったことなどありますか。 

 

越湖:接客などに関しては経験もあったし、イメージできていたことが多かったのです。 

ただ事務処理やお金の事、発注や営業活動など「やらなきゃいけない事」が毎日山ほどあって時間が足りない! 

体力にも結構自信があったのですが、もうへとへと(笑) 

もともと僕が得意ではない事なので、疲れが倍増するんですよね。 

 

福田:雑用というか、本業以外の作業がたくさんありますよね。特に飲食は。

それに対する時間やエネルギーがどれくらいかかるか、なかなかやってみないとわかりませんよね。

 

越湖:あと、毎日毎日、細かく豆の状態を見ながら何十杯もドリップして、豆をピックして焙煎して。 

すごく好きな作業も長時間、真正面からコーヒーと向き合うってこんなに気力も体力も消耗するのかって気づきました。 

毎日状態の変わるコーヒー豆を、自分で感じて、常に一定基準以上の状態で提供する大変さを痛感しています。 

自分が体も心も健康でないと、お客様に言い気持ちを提供できないので、これまで以上に健康を保つよう心掛けています。 

自営業は体が資本って本当ですね! 

 

 福田:最後に、今後このお店をどうしていきたいかがあれば教えてください。 

 

越湖:漠然とした回答になりますが、まずはお客様に安心感を与えられるお店に進化させていきたいです。 

ここに来れば美味しいコーヒーがあるっていう安心感や、お店に来れば僕がいるよっていう安心感とか(笑) 

心を豊かにするエッセンスを提供するお店になりたいなぁって思います。 

豆売りがメインですが、お店で買った豆を自宅でも最大限美味しく飲んでもらいたいので 

ドリップの教室をやりたいと思っています。 

 

お菓子の教室もやりたいですし、作家さんの展示もやりたいし、ワークショップもやりたいです。また今は想像できていないものもやりたい。やりたい事がいっぱいある。 

あ、あと奥さんをTORANOKOの専任に据えたいです。ずっと奥さんにいてもらうの。 

で、どさどさお菓子を作ってもらいたい(笑) 

 

 福田:最後もやっぱり奥さん(笑) 

今度来た時は奥さんにお会いできるのを楽しみにしています。 

今日はありがとうございました。 

 

 

 

ちょうどインタビューが終わった後、常連さんらしきお年寄りが来店し、コーヒー豆を購入していきました。 

いかにも品のいいご隠居さんという雰囲気。会話もとても親しみがこもっていて、お客さんといい関係が気付けているのがよくわかりました。 

やりたいことがいろいろあるという越湖さん、これからどんなお店になっていくのか、楽しみにしています。

 

 

お店情報 

TORANOKO  ROASTED COFFEE&SWEETS 

新宿区三栄町18番地 寿ビル1階 

03-6670-5532 

Instagram:@toranoko1521 

Twitter:@toranokocoffee 

 

 

「小さなお店のはじめかたゼミ」第8期生を募集しています!

小さなお店のはじめかたゼミ 第8期

「小さなお店のはじめかたゼミ」卒業生のその後④

(2018年7月に取材しました)

9月より第8期をスタートする「小さなお店のはじめかたゼミ」。
これまでの受講生の中には、すでにお店を開業した方も何人かいらっしゃいます。
そこでこのブログで、その方たちのお店にお邪魔して、開業までのこと、ゼミに参加した感想などを聞かせていただこうと思います。

 

今回お話を伺うのはなかむらかえるさん。
「かえる?」って思ったかもしれませんが、もちろん本名ではありません。
かえるさんは占い師として活動されていて、「なかむらかえる」というのはその芸名というか占い師名です。

 

実はかえるさんとのお付き合いは結構長くて、最初にお会いしたのは「ていねいに、」で開催している「自宅でできるお灸講座」に参加していただいてから。
確か、開店してすぐ、2013年の5月か6月頃だったと思います。
その後、「朝のボランティア(※1)」としてお手伝いいただき、2013年末からは「金曜夜の占い(※2)」を担当してもらいました。
2015年の9月から「ていねいに、」の定休日である月曜日に、イケマカナコさんと一緒に「きっさとうらない なかなかどう」の営業をスタート。
2018年の2月には、吉祥寺のカフェ「キチム」さんの脇のスペースで「なかなかどう アトリエkiChi」をオープンし、現在に至ります。

 

「小さなお店のはじめかたゼミ」には、2017年の5月から7月の第4期に参加していただきました。
その時の発表時に「町にとけ込む、保健室のような占いの場所」をコンセプトに活動していきたいとおっしゃっていたのが印象的でした。
まさにそんな雰囲気の「なかなかどう アトリエkiChi」にお邪魔しました。

 

(※1)朝ごはんの営業を1時間程度手伝ってもらい、その報酬としてお金ではなくまかないご飯をお出しする制度。
かえるさんは2013年の夏、朝のボランティアを最初に募集した時から参加してくれました。
今は朝ごはんの営業自体を辞めてしまったのですが、昼ごはんと夜ごはんの時間にボランティアの方に入ってもらっています
(※2)毎週金曜夜の18から21時までの間、「ていねいに、」のセラピールームを使って行った占いのセッション。
タロット10分1000円という親しみやすい価格で、夜ごはんのお客さんにも好評でした。

 

 

吉祥寺の路地の地下にあります。

 

扉を開けると、中にはこんなスペースが。

 

■役にたっている感じがした

 

福田:今日はよろしくお願いします。
かえるさんと最初にお会いしたのは、うちで開催しているお灸講座でした。
終わってから「ここで占いの講座をしたいんですけど」と言われたのをよく覚えています。

 

かえる:はい、そうなんです。
お灸講座に興味があったのと、なんとなく「ていねいに、」さん自体に興味があったので。

 

福田:開店当初から、レンタルスペースもしていました。
占いの講座を開催する場所として興味があったということですか。

 

かえる:講座をやってみたいと思っていたのですが、会議室のようなところでやるイメージがなくて。
「ていねいに、」なら雰囲気が素敵で、気軽な感じでできそうだなと。

 

福田:当時、かえるさんは占い師として活動されていたんですか。

 

かえる:その時は、時々単発でイベントに参加して1対1のセッションをしていたくらいですね。
講座は全然やっていませんでした。
セッションはセッションで意味があると思うのですが、講座をすることで、占いは自分でできるということを伝えたいなと。

 

福田:なるほど、占い師としてセッションするだけではなく、自分のための占いをする講座を開催したかったと。
ちょっと話が変わりますが、元々、かえるさんが占い師になろうと思ったきっかけはなんでしょうか。

 

かえる:最初から占い師になろうと思ったわけでは全然なくて。
昔から知っている人が開催した占い講座に参加してから、占いに興味を持ちました。
その講座は占いは誰にでもできますというコンセプトで、人のために占うというよりは、自分のために占うためのものでしたね。
当時は、自分が占い師になるというイメージは全然なくて、なんか面白そうだなという感じでした。

 

福田:じゃあ元々占いに興味を持ったのも、占い師が行う1対1のセッションというよりも自分のための占い講座だったんですね。

 

かえる:そうです、そうです。

 

福田:その講座は、タロットカード?

 

かえる:そうです。
なんか私、占うというより考えるのが好きみたいです。

 

福田:考える?

 

かえる:タロットは出たカードにそれぞれ意味があって、それを組み合わせてストーリーを作っていく作業なんです。
それが面白いと思ったんです。
タロットって、考える作業がメインなんですね。私、霊感とかは全然なくて。

 

福田:最初は自分のために占っていたのが、人のことをみるようになったのはなんででしょうか。

 

かえる:自分のことを占い尽くして、飽きたんです(笑)

 

福田:確かに、自分だけだと悩みごともそんなにないですよね。

 

かえる:そうなんです。
それでイベントに出て、全く知らないお客さんのことを占った時に、妙に手応えがあって。
すごく感触が良かったんです。

 

福田:お客さんの反応が良かった?

 

かえる:お客さんが喜んでくれたので、役に立っている感じがあったんです。
それが「あ、いいなー」と思って。

 

タロット占いをしているフリをしてくれたかえるさん。

 

■一人だとつまらない

 

福田:その後、うちの店で「朝のボランティア」をしてくれましたよね。
ボランティアへの応募のメールが印象に残っているのですが、「スナック兼占い処を将来やりたい」と書いてありました。

 

かえる:占いだと少し敷居が高いので、飲食と絡めるといいのではと考えていたんです。
占いをやりつつ、お酒を出したり、食べ物を出したりと。
ただ私は、飲食業もですが、客商売の経験も全然なくて。

 

福田:じゃあボランティアに応募したのは、飲食業の体験とか、仕組みを見てみたいなという気持ちがあったんですね。

 

かえる:そうです。飲食店の中を知ってみたかったんです。

 

福田:実際に中を知って、どうでしたか。

 

かえる:はい、やっぱり私には無理だなと(笑)

 

福田:確かに、飲食は飲食で結構大変ですよね。
でもそう思った割には、長く続けてくれましたよね。

 

かえる:はい、2年やりました。
まかないのご飯が美味しかったので(笑)

 

福田:そんなに長く!
あらためて、ありがとうございました。
朝のボランティアを続けながら、「金曜夜の占い」がスタートしました。
これが定期的に占いをする機会としては初めてだったんですね。

 

かえる:難しかったけど、すごくいい経験になりました。
それまでは単発のイベントでしかやったことがなかったので。
そして楽しかったです。
占いを通して、その方と接するというのが好きなんだと思います。

 

福田:うちの場合スナックではありませんが、かえるさんが考えていた飲食店と一緒に占いをするという形を一応実現しましたよね。

 

かえる:なんかたまたまの流れでそうなってきたという感じなんですよね。
「ていねいに、」の金曜夜の占いの場合も、そちらから声をかけてくれたので実現しましたし。
ただ、私一人で占いだけするよりも、いろんな人が関わってくれた方が面白くなりそうだなと思っています。

 

福田:面白いというのは、かえるさん自身がということですか。
それとも、場として面白いということでしょうか。

 

かえる:両方ですね。私も、場所も。
私一人だと、真面目にやるんだけど、つまらなくなるような気がするんです。

 

福田:そんなことはないと思いますけど(笑)
ただ、シェアをしたり、いろいろな人が関わる仕組みにすると、自分自身では思い通りにいかないことも出てきますよね。
自分の色が出せないというか。

 

かえる:そこについては、誰でもOKというわけではないと思います。
誰かとかかわった方がより面白かったり大きくなるというのはあるのですが、
やっぱりそれは全然誰でもよいわけではなくて。
私の場合はたとえば「ていねいに、」という場所やイケマさんという人でないとだめだった気がします。
よい時によい場所やよい人に出会ったことが大きくて、そこから面白くなっていった方が先かもしれないですね。
これからはまたわからないですが…。

 

本の貸し出しもOK

 

■すきま産業的にやっていく

 

福田:「なかなかどう」時代は、占いの仕事以外にアルバイトもしていましたよね。

 

かえる:派遣社員としても働いていました。
徐々に占いの比率を上げていった感じです。
占い専業になったのは「なかなかどう」をしている途中の2016年の夏頃でしたね。

 

福田:占い師専業の方って少ないですよね。
素直にすごいなと思います。

 

かえる:私もなんでやってけているのか謎なんです(笑)
でも、セッションだけではなく、講座をやっているのが大きいと思います。
収入的にも、講座の方がセッションよりも上ですね。

 

福田:元々、講座をメインとしてやりたいという気持ちがあったんですよね。

 

かえる:はい。でも、どっちも大事です。
教えるだけではまずいと思っていて。
実際にセッションで接したお客さんから得たエッセンスを、講座の生徒さんに伝えていくという形にしていかないと。
あとやっぱり、セッション自体も好きなんですね。
そっちをやってこその講座かなと。

 

福田:今後、どうしていきたいとか考えていることはありますか。

 

かえる:いや、あまり考えていないんです(笑)
でも、すきま産業なので、すきま産業的にやっていこうかと。

 

福田:なにか具体的に考えている「すきま」はあるんですか。
今だと、スカイプ占いとか。

 

かえる:スカイプはやっていった方がいいかなと。
可能性がありますよね。

 

福田:一気にお客さんが日本中、それこそ世界中に広がりますよね。

 

かえる:はい、いろいろやってみたいです。

すきま産業の中で、目の前のことにベストを尽くしていくと、

そしたらまたなにか先につながる何かも出てくるのかなと考えています。
これまでがわりとそうだったので。

あと、時々外に出たいですね。イベントとか。

 

福田:この場所、隠れ家的な不思議な雰囲気なので、たまには外に出たくなりそうですね(笑)
逆に取材する場所として面白そうですけど、取材の依頼はありますか。

 

かえる:今のところ、あまりないですね。

 

福田:この雰囲気はなかなかないですよね。
Hanakoではないかもしれないけど、散歩の達人とか良さそうですよね。

 

かえる:散歩の達人、来てほしいですね。

 

 

■インタビューを終えて

かえるさんに「ていねいに、」で占いをやってもらおうと思ったのは、いい意味でカリスマ性がなかったからです。(褒め言葉です)
占いというと、「ああしなさい」「こうしなさい」と命令のようにして、その方の主体性を奪ってしまい依存させてしまう印象があったのですが、
かえるさんの場合はそんな感じが全然ありませんでした。
占いを受けた方に指図するのではなく、一緒に考えていこうという立ち位置がいいなと。
このインタビューでも、そんなかえるさんの雰囲気が出ているんじゃないかと思います。

 

 

お店情報
なかなかどう アトリエkiChi
東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目14−7 吉祥ビルB1F キチム階段横
http://nakanaka-web.strikingly.com

 

 

「小さなお店のはじめかたゼミ」第8期生を募集しています!

小さなお店のはじめかたゼミ 第8期

「小さなお店のはじめかたゼミ」卒業生のその後③

(2018年5月に取材しました)

9月より第8期をスタートする「小さなお店のはじめかたゼミ」。
これまでの受講生の中には、すでにお店を開業した方も何人かいらっしゃいます。
そこでこのブログで、その方たちのお店にお邪魔して、開業までのこと、ゼミに参加した感想などを聞かせていただこうと思います。

 

今回お話をうかがうのは、高野智子さん。

実は高野さんとは、僕の前職である安曇野市の宿泊施設、穂高養生園時代に一時期、一緒に働いたことがあります。

その時は主にヨガのクラスの担当していましたが、オイルトリートメントや足つぼマッサージのセラピストとしての経験の方が長く、穂高養生園を辞めた後も都内や沖縄のホテルのサロンでセラピストとして働かれていました。

「小さなお店のはじめかたゼミ 第3期(2017年1月~3月)」に参加し、その年の9月に大江戸線落合南長崎駅近くにアロマトリートメントのサロン「Saji Treatment」をオープン、現在に至ります。

 

高野さんのサロンに入るとまず目に付くのが打ちっ放しのコンクリートの壁と、大きな窓から入る明るい光。

リースやお花、ソファなど備品の一つ一つにも高野さんの気持ちが入っていて、とても落ち着く空間です。

こちらもリラックスしてインタビューをすることができました。

 

福田:今日はよろしくお願いします。

高野さんは、これまで主にホテル内のサロンのセラピストとして働いていたのですよね。

なぜ開業して自分でサロンをはじめてみようと思ったのですか。

 

高野:私がマッサージの仕事をはじめたのは20年くらい前なのですが、実はその頃の方が、自分のサロンを開業したいという気持ちが強かったんです。

結構、具体的に考えていたんですよ。一緒に住んでいたおばあちゃんが大好きだったので、おばあちゃんと組んで「足つぼマッサージバス」を作ってみようかとか。おばあちゃんに受付を担当してもらって、いろんなイベントに出たら楽しいかなと思って。

 

福田:「足つぼマッサージバス」、移動式のマッサージ店ということですね。斬新かも。

おばあちゃんが受付をしてくれたら親しみやすそうですね。

 

高野:ただ、現実的にお金をどうするとか、体力的にどうかと考えはじめてしまって。

ヨガの勉強や旅行など、他にやりたいことも出てきたというのもあります。自分でやりたいっていうのが、そこまで優先ではなくなってしまったんです。

それが、ホテルのサロンで働いているうちに、このペースで続けていくのは無理だと感じるようになってきました。どうしても深夜までの勤務になってしまい、体力的に厳しいなと思うようになりました。

もちろんフリーでやっていくのも大変なのはわかっているけど、どうせ大変なら自分の実になるようなことをやっていけた方がいいなと思ったんです。

自分自身が伸びやかにできるスタイルで働きたいな、と。

 

福田:そうなると、自分でやるしかない、という感じだったんでしょうか。

 

高野:そうですね、やらないと気が済まなかったというか。

でもいきなり開業というよりは、最初はイベントに出店したり、レンタルサロンを借りてやっていくところから始めた方がいいのではとも考えていました。

気持ちとしては半々でしたね。

 

福田:ゼミに参加したのはその頃ですよね。

 

高野:はい、ちょうどその頃ゼミ開催の告知を読んで、その言葉がすごいヒットして。

 

福田:ヒット! どの言葉がヒットしたんですか。

 

高野:え?なんだっけ。忘れちゃった(笑)。

なんか、じんわり来る言葉だったんですよね。

でも、サロンを開業するにしろ、イベント出店中心にいくにしろ、個人事業主としてどんなことをやっていくのかという勉強になるかと思いました。

 

福田:実際に参加してみてどうでしたか。

 

高野:自分のプランを発表した時に、他の参加者の方の反応がみれたのが良かったです。

それまで、周りの人に話をしてもモヤモヤっとした曖昧な反応だったんです。

ゼミの参加者の方は、言葉は優しいけどニュアンスで、これは「あり」と思っているんだなとか「ない」と思っているんだなというのがよくわかって。正直な反応が伝わってきました。

その反応を踏まえて、自分の考えが整理できました。

また、「ていねいに、」の開業までの流れを聞けて、開業の疑似体験をできたのも大きかったです。こんな時には誰に話を聞きに行ったとか、こういうポイントを押さえておく必要があるとか。

まずは無理しないで、やれるところからやっていけばいいなと思えるようになりました。

 

福田:3月にゼミが終わって、6月に自宅の一室でサロンをはじめましたよね。

 

高野:はい、でも自宅ではやっぱり無理があることがわかりました(笑)

住所を書くこともできないし。どうしても制限がありますよね。

それでやっぱり場所を借りてサロンをやろうと思いました。

 

福田:それも結構早く、9月に実現しましたよね。

すごくいいペースで動いていたなという印象があります。

 

高野:グズグズしていると機会を逸するという気持ちがあって。

これまで10年以上、やりたいと思いつつ、なかなか実現しなかったので。

 

 

福田:サロンを開業して約半年経ちます。

率直な感想を教えてもらえますか。

 

高野:やっぱり楽しいです!

勤務だと、どうしても制約がありますよね。

自分としては違うなと思いつつ、上の人に言われた対応をしなければいけないとか。

それが一番ストレスだったんですよね。

ただ一方で、怖さもあります。

 

福田:怖さ?

 

高野:今まではお客さんが、○○サロンの高野さん、として来てくれていました。

極端に言えば、施術とか接客だけ考えていれば良かったんですが、自分の店だと全てに責任が伴いますよね。

例えばホームページとかサロン内の細かいものについても、自分に対する評価になってくるので、お客さんの反応に一喜一憂し過ぎているかなと。

 

福田:一人で経営していると、細かいことも全て一人で決めないといけないですよね。

施術後のお茶は何を出すとか、タオルはどんなものにするか、とか。

 

高野:お客さん一人一人の反応が違うので、ある程度割り切っていかないときりがないなと。

他のお店の方も、自分たちで折り合いをつけながらやっているんだなと、今更ながらわかりました。

 

福田:いい面も大変な面もありますが、開業して良かったと思いますか。

 

高野:良かったです。

正直、収入面などまだまだなところもありますが、続けていきたいと思っています。

 

福田:今後、このサロンをこういう風にしていきたいというのがあれば教えてください。

 

高野:外に出て行く機会を増やしていきたいと思っています。

イベント出店とか、出張とか。

 

福田:原点に戻って、「マッサージバス」はどうですか。

 

高野:ああ、いいですねー。

店舗を持つのはいいんですが、やはりどうしても固定費として家賃がかかってしまうので、それに捉われるよりは思い切って移動式にするのもありかも。

 

福田:穂高養生園時代に受けた、高野さんのヨガのクラスはとてもリラックスできました。このサロンでも、プライベートヨガクラスなんていいと思いますけど。

ヨガマットさえあれば、すぐにでもできそうですし。

 

高野:確かにプライベートヨガならこのスペースでもできますね。

ヨガまで行かなくても、ストレッチの個別指導をオプションで加えるのもいいかな。

まずはやれるところからやってみます。

 

 

お店情報

Saji Treatment

豊島区南長崎4-6-5-302

https://ecodaaromabu.jimdo.com

 

「小さなお店のはじめかたゼミ」第8期生を募集しています!

小さなお店のはじめかたゼミ 第8期

「小さなお店のはじめかたゼミ」卒業生のその後②

(2018年3月に取材しました)

9月より第8期をスタートする「小さなお店のはじめかたゼミ」。
これまでの受講生の中には、すでにお店を開業した方も何人かいらっしゃいます。
そこでこのブログで、その方たちのお店にお邪魔して、開業までのこと、ゼミに参加した感想などを聞かせていただこうと思います。

 

今回お話をうかがうのは、カツヤマケイコさん。
カツヤマさんは第3期(2017年1月~3月)に参加され、ゼミ終了後すぐの4月、三鷹駅南口に古道具と作家物のアクササリーを扱うお店「BROCCA」を開業されました。
元々フリーのイラストレーターとして活動されており、今もお店の営業と並行して、イラストのお仕事もされています。

 

 

福田:今日はよろしくお願いします。カツヤマさんはフリーのイラストレーターとして活動されていますが、そちらのお仕事がありながら、なぜ古道具とアクセサリーのお店をはじめようと思ったのでしょうか。

 

カツヤマ:3年くらい前に、イラストレーターの友人が子供にアートを教えるアトリエを開いたんですね。自分の仕事場兼、子供に絵を教える教室をやる場所として。それにすごい感銘を受けたんです。
アトリエの準備として、壁塗りなどを手伝っているうちに、なんかすごくいいなーと思って。
それまでは自宅で仕事をしていたのですが、私も外で何かやりたいなと。

 

福田:なるほど。イラストレーターの事務所兼で何かをやりたいと。
それが古道具とアクセサリーの販売になったのはどうしてでしょうか。

 

カツヤマ:元々フランスの古道具が好きで買い集めるうちに、「売るほどあるな」と思って(笑)
ただ実際にお店をやるとなると、それだけでは足りなくて、赤坂の蚤の市に仕入れに行きました。
そこに自作のアクセサリーを販売している方がいて、素敵だなと思って声をかけたのがきっかけです。その方が、他の作家さんも紹介してくれました。
元々蚤の市に出店している方の作品なので、古道具との相性もいいですしね。

 

 

福田:ご自分が好きなものを組み合わせていくということですね。
そうやって販売するものやコンンセプトを考えながら、物件探しもしていった。

 

カツヤマ:そうですね。今の物件は半年くらいずっと目をつけていたんです。
イラストの仕事が忙しくなったりして、なかなか決められなかったんですが、2016年の12月に契約しました。

 

福田:物件を契約した後、ゼミに参加されたんですよね。
実は今までで、ゼミを受ける時点で物件の契約まで進んでいる方って、カツヤマさんだけなんですよ。
ゼミの申込のメールに物件のことが書いてあって、ちょっとびっくりしました。
開業する上で、物件の契約というのはかなり大きなポイントです。
そこまで進んでいて、何を期待してゼミに参加されたんでしょうか。

 

カツヤマ:あ、私だけなんですか(笑)
ただ物件は決めたと言っても、右も左もわからない状態だったので、具体的な話を聞きたいなと思って。

 

福田:実際に参加してみて、いかがでしたか。
期待していた具体的な話というのはどんなことだったんでしょうか。

 

カツヤマ:やっぱりお金の話ですね。開業費用のことや実際の売上など。
なかなか本を読んでいても、そのあたりはぼかされていて、細かくは書いていないですよね。
ゼミでは、かなり具体的なところまで聞けたので良かったです。

 

福田:確かに。僕もネットや本で出すなら、そこまで細かい数字は出せないですよ。
ゼミのように直接顔を合わせている方ならいいですが。

 

カツヤマ:それと当時、内装の業者のことで悩んでいたので、「ていねいに、」の内装を担当した工務店を紹介してもらえたのがありがたかったです。

 

福田:悩んでいたというのは?

 

カツヤマ:ネットで探したいくつかの業者に見積もりやプランを作ってもらったのですが、なかなかこっちのイメージ通りものができなくて。
なんでこんな風になるのかな、というのができてきたりして(笑)
「ていねいに、」の内装の雰囲気がいいと思ったので、同じ工務店の方ならイメージに近いものを作ってくれると思いました。

 

福田:内装業者選びも難しいですよね。
自分が好きだなと思ったお店の人に、そこの内装業者を聞いてみるというのはいい手だと思います。
聞かれるお店側としても、そこまで自分の店の雰囲気を気に入ってくれるというのは嬉しいことですし。
次は、開業する前にこれをやっておけば良かったなということがあれば教えてください。

 

カツヤマ:人通りなど、立地に関する調査をもっとしてけば良かったですね。
この物件が気に入りすぎて、そこまでは考えていませんでした。
駅から近いしバス通りだからいいかなと。
でも実際は、あまり歩いている人がいなかったんです。

 

福田:確かにバス通りだけど、歩道が狭くて歩きにくそうですね。

 

カツヤマ:そうなんです。それと自転車も止められないし。
あと、車の通りが多すぎて、埃が多い!

 

福田:お客さんが入って来やすいように、季節のいい時は店の入口は開けっ放しにしたいところですが、それは難しそうですね。

 

カツヤマ:そうそう。

 

福田:最後に、今後のことを聞かせてください。
ゼミの時の発表では、夢は「古道具屋兼立ち飲み屋」と言っていましたけど。

 

カツヤマ:それは遥か先ですね(笑)
今考えているのは、アクセサリーのネットショップです。
これは具体的に検討しています。

 

福田:「古道具屋兼立ち飲み屋」ぜひ実現させてください。
楽しみにしています。
今日はありがとうございました。

 

 

お店情報
BROCCA
三鷹市下連雀3-9-4
0422-24-6078
http://www.brocca.tokyo

 

「小さなお店のはじめかたゼミ」第8期生を募集しています!

小さなお店のはじめかたゼミ 第8期

「小さなお店のはじめかたゼミ」卒業生のその後①

(2018年2月に取材しました)

9月より第8期をスタートする「小さなお店のはじめかたゼミ」。

これまでの受講生の中には、すでにお店を開業した方も何人かいらっしゃいます。

そこでこのブログで、その方たちのお店にお邪魔して、開業までのこと、ゼミに参加した感想などを聞かせていただこうと思います。

 

最初にお話を伺うのは、戸嶋香織さん。

戸嶋さんは第3期(2017年1月~3月)に参加され、その年の12月に西荻窪駅南口にスープのお店「おんしんスープ」を開業されました。

西荻にお住いの方はご存知かもしれませんね。

開業してまだ2ヶ月、できたばかりのお店に伺いました。

 

西荻窪駅南口、小さな路地を入ったところにあります。

 

ーこんにちは。今日はよろしくお願いします。早速ですが、全然知らない方に説明するとして「おんしんスープ」さんはどんなお店でしょうか。

 

戸嶋「こちらこそ、よろしくお願いします。名前の通り、「温」かいスープを「心」をこめて提供する飲食店、というところでしょうか。いらした方が、ホッとして、元気になれるようなお店になれたらと思っています」

 

ーお店をはじめたいと思ったのはいつ頃からでしょうか。またなぜ「温かいスープを心をこめて」というコンセプトを考えたのですか。

 

戸嶋「5年くらい前から漠然とお店をやりたいなと思っていました。当時は夫の経営する介護の会社のお手伝いをしていて、スープならお年寄りの方も食べやすいかなと。また、忙しい女性やお子さんにとっても、スープって嬉しいですよね。老若男女問わず楽しめて、食べるとホッとできるというのがいいなと思いました」

 

ーその漠然としていたものが、徐々に具体的になっていったんですね。

 

戸嶋「2017年3月の西荻ラバーズフェスに参加してみようと思ったのが大きなきっかけですね。フェスにスープ屋として参加してみようと思ってから、具体的に考え出しました。それが2016年の年末くらいです。ちょうどその頃、「小さなお店のはじめかたゼミ」の告知を見て、具体化していくにはいい機会だなと思いました」

 

ー「小さなお店のはじめかたゼミ」にはどんなことを期待して参加されたのですか。

 

戸嶋「自分のプランをプレゼンできる、というのがいいなと思って。私のプランを聞いて、他の参加者の方がどんな反応をするのかに興味がありました。あと、「ていねいに、」を開業するまでのことを聞いてみたいと思いました。なかなか、実際にお店をされている方のお話を聞く機会ってないですよね」

 

ー実際に参加されて、いかがでしたか。

 

戸嶋「他の方のプレゼンを聞けたのが良かったですね。とてもおもしろかったです。また、自分のプレゼンに対して、いろいろ意見を言っていただいたのも参考になりました。「ていねいに、」についても、開業費のことなど、細かいところまで話を聞けて、なるほどと思いました」

 

ーゼミが終了した後、3月にラバーズフェス、4月と5月には神明通り朝市への出店と順調に経験を重ねていきました。

 

戸嶋「5月には「ていねいに、」でワンデイカフェもやらせてもらいました。イベントへの参加と違って、接客や会計など、実際のお店に近い流れを経験できたのは大きかったですね。慣れないせいでバタバタしてしまいましたが」

 

ー確かにイベントへの出店と、実際の店舗とは違いますよね。そして、物件探しを本格的にスタートされたんですね。

 

戸嶋「はい、スープのお店なので冬にはオープンしたいと思っていました。ここの物件が決まったのが10月で、12月9日にオープンしました」

 

木をベースにした落ち着く店内。

 

ー開業するまでに大変だったことはありますか

 

戸嶋「料理のこと以外にもやることがたくさんあるんです。照明とか、メニューの書き方とか、細かいことを一つ一つ決めていくのが大変でしたね。開業までの時間がない中、全部、自分たちで決めないといけないので。」

 

ー開業から2ヶ月が経ち、今思えば開業前にやっておいたら良かったなということはありますか。

 

戸嶋「スープの研究をもっとじっくりやっておけば良かったですね。季節ごとのスープとか。やっぱりお店がはじまっちゃうとなかなか新しいことができないですね」

 

ー今後お店をこんな風にしていきたいなど、これからのことを聞かせてください。

 

戸嶋「テイクアウトを増やしていきたいですね。このあたりは、お子さん連れのお母さんも多いので、テイクアウトの需要はあるように思います」

 

ーありがとうございました。

 

スープを運ぶ戸嶋さん。

おんしんセット(ダブル)。テイクアウトも可能です。

 

スープのお店と聞くと、男性には量が足りないのかなというイメージがありますが、写真のように、結構ボリュームもあります。

(もちろん、オーダー次第でスープ1種類など、少なめのメニューもあります)

戸嶋さんがおっしゃるように、心も身体も温かくなるお店です。

 

 

お店情報

おんしんスープ

杉並区西荻南3-16-5

03-6876-6267

https://twitter.com/onsinsoup

【営業時間】11:30~21:00

【定休日】月・火

 

「小さなお店のはじめかたゼミ」第8期生を募集しています!

小さなお店のはじめかたゼミ 第8期